みなさんこんにちは!歯科衛生士の大門です(^o^)
いきなりですが、お子さんのお口のお悩みはないですか?
歯科衛生士の仕事をしていると、保護者の方からお子さんのお口についてよく質問されることが多いです!
なので、今回はお子さんのお口についてお話ししていこうと思います^_^
お子さんのお口のお悩み
- いつもお口がポカーンと開いている
- 喋る時に舌が前に出てくる
- 指しゃぶりをする
- ご飯を食べるときにクチャクチャ音がする
- 後ろから歯が生えてきたけど大丈夫?
などなど…
癖はいくら注意してもなかなか治らないですよね…。
治らない原因として、お口の筋肉に問題がある場合は、口腔筋機能療法(MFT)というお口周りの筋肉をトレーニングすることで、そのお悩みを解決することができるかもしれません!
口腔筋機能療法(MFT)とは?
口腔筋機能療法(MFT)とは、口周りの筋肉の正しいバランスを作り出し、またそれを維持することを目的としたものです。
強すぎる筋肉はリラックスさせ、弱すぎる筋肉は正しく働かせていきます。
MFTの具体的な内容は、主に舌・唇・頬の筋肉をトレーニングしていきます。
トレーニングにはいくつか種類がありますので、当院ではその子に合わせて、その子が出来そうなトレーニングを提供させていただいております。
歯医者さんで教わったトレーニングをご自宅でも行ってもらい、通院の際にしっかり出来ているかチェックさせてもらいます!
MFTトレーニングの内容
先ほどお伝えしたように、MFTには様々なトレーニングがあります。
ここではそのトレーニングの一部をご紹介しますね♪
1 スポット
スポットとは、安静時や飲み込む時に舌の先が触れる位置のことです。
★トレーニング方法
① 姿勢をよくします
② 鏡をみながらお口を大きくあけます
③ スティック(アイスの棒など)をスポットに軽く押し当てて、5秒数えます
④ スティックを外し、舌の先をスポットにつけて5秒数えます
⑤ ①〜④を5〜10回繰り返します
※舌の先は裏側を当てると舌は丸まってしまい、正しい筋肉の使い方にはなりません
舌の表側を意識させるようにすることが大切です!
2 ポッピング
舌全体を上顎に吸い上げる練習です
★トレーニング方法
① 姿勢を良くします
② 鏡を見ながら、口を大きく開けます
③ 舌の先をスポットにつけます
④ そのままスポットの位置から舌の先を離さないように上顎を吸い上げます
⑤ 吸い上げたまま5秒間キープします
(出来るようになったら10秒間キープ)
⑥ 舌で上顎を弾くように『ポン!!』と音を立てて離します
⑦ これを5〜10回繰り返しましょう
まとめ
口腔筋機能療法(MFT)は一見難しそうに思われるかもしれませんが、やることは難しくありません!
ただし、間違ったトレーニングをしてしまうと、正しく筋肉が使うことができなくなってしまうので、歯医者さんで指導してもらうようにしてください^ ^
当院ではお口周りの筋肉量を測定し筋肉量が多いのか、少ないのか、調べることも出来るので気になる方は是非お気軽にお声がけください!
私たちと一緒に健康なお口を目指して頑張りましょう(^o^)