こんにちは。副院長をさせてもらっています高畑春絵です。
最近すっかり秋めいてきて、紅葉がたのしみです。
今回は親知らずについてお話させてもらいます。
どんな時に親知らずの抜歯が必要なのか?
親知らずといっても人それぞれ個性があるように個性があります。それによって抜いた方がよい場合とそうでない場合があります。
あなたはどのタイプ?
①中途半端に歯が生えていて、周りの歯茎が腫れやすい。
②虫歯になってしまっている。
③矯正を必要としている。
主にこの3つのパターンで抜歯の必要があります。
心当たりはありませんか?
そのような状態でないのであれば、抜く必要は無かったりします。
①〜③それぞれについて説明していきます。
タイプ別での説明
①中途半端に生えていて周りの歯茎が腫れやすい。
このタイプの方が1番多いと思います。
1番痛みが出やすいです。一度炎症を起こしたら、消炎してもまた繰り返す可能性が高いです。ではなぜ痛みがでるのでしょうか?それは歯の周りの掃除を確実にする事が難しく、また汚れが付きやすい状態になっているからです。「ちょっと疲れがたまって。。」や「歯ブラシをなかなかきちんとできなくて。。」や「体調がよくなくて。。」などで発症しやすいです。辛い事のダブルパンチになってしまいます。
②虫歯になってしまっている
これも①と同じような理由でおこります。
歯ブラシがしづらい→汚れがそのまま→虫歯になる。の流れです。
このケースは親知らずだけ虫歯になるだけでなく、隣の歯も虫歯にしてしまう事があります。親知らずは抜けばいいのかもしれませんが、隣の歯は無くしたくないですよね。
③矯正を必要としている
矯正は、簡単に説明すると歯と歯の隙間を作って歯を並べ直す治療です。親知らずがある事で歯が動かし辛かったり、せっかく並べても、親知らずが動こうとする力によりくずれてしまったりするからです。頑張って治療したのに…となってしまいます。
当てはまる方いらっしゃいますか?気になるようでしたら、お気軽にご相談下さい。
また今後、親知らずの抜歯は本当に大変なのか?また術中、術後の痛みや腫れはどうなのか?またどんなメリット、デメリットがあるのか?など、お伝えできればと思います。