こんにちは!たかはた歯科の小島です(#^^#)
今回は補綴物の種類にあるセラミックという素材についてお話ししていきます(^^)/
~セラミックについて~
セラミック治療とは、虫歯治療や欠けた歯・亀裂のある歯などの詰め物・被せ物に「美しく・丈夫で・歯との親和性の高い」セラミックという素材を使用した歯科治療のことです。
~セラミックはなぜ人気なのか~
セラミックは天然歯に近い透明感のある審美性が特徴で、口を開けたときに治療跡が目立たずに済むうえに、ナチュラルな美しい口元に近づけることができます。
また他のプラスティックや金属に比べて表面がピカピカ・ツルツルなのです。そのため、汚れがつきにくいのです。汚れがつきにくいといっても、歯とセラミックの間に汚れが溜まったままになれば、もちろん虫歯になりますので、歯ブラシをしなくて良いということではありません。
プラスティックは、吸水と膨張を繰り返しますので、汚れもつきやすいですし、臭いもつきやすいですので、セラミックの方が圧倒的にキレイを保てます。
~セラミック治療をする要因~
・虫歯
・金属アレルギー
金属を用いた時に、怖いのはアレルギーです。水の中に金属をつけていたら錆びてきますよね。お口の中も同じように、唾液がありますので、金属を使用するとだんだんに錆びてくるのです。金属アレルギーの方や可能性がある・心配という方は金属を選らばない方が良いです。
・ブラックマージンとメタルタトゥー
被せ物自体に金属が使われており、歯茎のラインが下がることにより隙間が開いくことで黒い線のように見えてしまう事をブラックマージン。
被せ物の内側の土台に金属の材質が使われていると、金属色素が溶け出して歯ぐきに浸透してしまい、黒ずみを引き起こすことをメタルタトゥーといいます。
これらが気になっている方は再治療をするときに、金属を使わない・より自分の歯の色に自然見えるセラミックを選ばれることをおすすめします。
~詰め物・かぶせ物を選ぶとき~
歯は一度削ると元には戻りません。数年毎に保険のかぶせ物を繰返し治療するという方もいらっしゃいますが、治療の度にどんどん歯は小さくなるので、歯自体の寿命が尽きるスピードを速めてしまいます。治療をする際、金銭面から見て、高額なイメージが強いセラミック治療は最初から選択肢から外してしまいがちですが、補綴物を選ぶ際に、価格を重視して保険治療で詰め物やかぶせ物をしたものの、数年後に「色が黄ばんで気になってきた・色が気になる」と再治療を望まれる方は少なくありません。
全身への影響や治療に掛かる時間も踏まえ、長い人生を視野に充分に検討することをお勧めいたします。
~メリット&デメリット・まとめ~
・メリット
笑顔が増える
汚れがつきにくい
長持ちする
アレルギーの心配がない
天然歯に近い硬さと色合いを持ち、人体にも非常に優しい素材
透明感が高いため、より自然な色を再現できる
唾液の吸収がないため口臭の心配がない
金属の溶け出しによる歯や歯茎の変色がない
短期間で治療を終えられる可能性が高い
・デメリット
保険外治療になりますので治療費は高くなる
金属と比べると耐久性が低く、欠けたり割れたりする可能性がある
歯ぎしり・食いしばりに弱い
たかはた歯科では補綴物を決める際、お話を聞いていただいて物を決める機会を設けております。
ご相談ありましたらいつでもお話下さい(*^_^*)